ほどよいミニマルライフー自分らしい生き方ー

超ズボラ社会人が自分にとって快適な暮らしを求めるブログ

ゆるゆるミニマリストを目指すきっかけ

今回は、もともと収集癖があり、部屋がものであふれていた私がゆるゆるミニマリストを目指すようになったきっかけについて記事にしたいと思います。

ミニマリストに出会う前の私

まずは、ミニマリストという考えに出会う前の私について簡単に説明します。

私はコレクションをすることが大好きで、子供のころからストラップのチェーンを意味もなく100個くらい集めたり、親が飲んだ瓶ビールのふた、ワインのコルク、映画などのチケット、他人から見たらただのゴミやガラクタのようなものでも捨てずにとっておいて、大切に引き出しに保管していました。

もちろん、旅行先のキーホルダー、ポストカード、ピンバッジ、ディズニーランドの記念コインなど集めている人が多い(と思われる)コレクターズアイテムも集めるのが大好きでした。その結果、自分の学習机はコレクションだらけになり、勉強道具は一切おけず、勉強はリビングでしかできない状況でした(笑)

さらに、典型的なものが捨てられない&ズボラ人間で、「いつか使うかも」、「捨てたら後で後悔する」と考え、いま必要ないものでも捨てずに全て取っておくうえに、片付けずに放置するので、部屋はいつも物であふれていました。

高校・大学とどんどん年齢を重ねていくにつれて、物もどんどん増えていって、部屋は大変なことになり、はやりの断捨離ブームに乗ろうと頑張ったこともありました。しかし、あまり人を部屋に呼ぶこともなく、生活の拠点が自分の部屋ではなくリビングになっていたので、断捨離が進むこともなく、ただただ自分コレクションを愛でる日々を過ごしていました。

 

転機:留学

そんな私がミニマリストを目指そうと思った大きなきっかけが、大学在学中のドイツ留学でした。正確に言うと、留学中にはミニマリストという言葉も知らず、ミニマリストを目指し始めたのは日本に帰国してからなのですが、物があふれている状況を改善しようと思えるようになったのは、留学をきっかけに住む環境が変わり、以下のような経験をしたからです。

  1. 物の取捨選択をする機会
  2. 少ないものでも生活できることを実感
  3. 物が少ない快適さを知る

1.物の取捨選択をする機会

当たり前のことなのですが、留学先には日本で持っている荷物全てを持っていくわけにもいかず、取捨選択をして必要最低限(とは言っても私の必要最低限なので多めですが・・・)の荷物を持っていきます。

例えば、日本では季節や流行に合わせて様々な服を買ってきていましたが、荷物を減らすためにはオールシーズン使える洋服、いろんな場面で着れる服、羽織にも使えるシャツなど多用途の服を選ばなければなりません。さらに、一着あたりの着る頻度が高くなるので、洗濯できたり、しわができにくいイージーケアのものなど、様々な条件をクリアした服だけを選んで持っていく必要があります。

今まではデザインやなんとなくで服選びや買い物をしていましたが、留学準備の時から「どういう服が必要なのか」を明確にイメージしてから買い物や選択をするようになりました。

服以外のものでも、「自分にとっていま本当に必要なものは何なのか」を自分に問い続けて取捨選択を行い、荷物詰めをしました。

 

留学準備の時だけでなく、留学中の旅行や帰国時にも荷物の選別をしなければいけなかったので、留学期間を通じて自分にとって本当に大切なものは何かを考える訓練ができたと思います。

旅行ではLCCを利用したのですが、現地のLCCは荷物の制限が非常に厳しく、機内持ち込みのサイズでも基準のサイズよりも大きい荷物は追加料金が取られてしまいます。学生でお金もないですし、少しでもお得に旅行をしたかった私は、意地でも追加料金を払いたくないと思い、荷物をいかにして少なくするか、お土産分の容量があるか、などを考える機会になりました。今考えると、この時に「荷物少ない=お得」という考え方に至ったことが、物を減らすことに対する抵抗が少なくなった理由だと思います。

 

2.少ないものでも生活できることを実感

 

1で述べた通り、厳選したものだけを現地にもっていったのですが、到着直後はいろいろな手続きに忙しいうえに、まだどこで何が買えるのか全く分かっていなかったので、本当に必要最低限のもの(トイレットペーパーとか…)をスーパーで買い込んで、あとは日本から持ってきた物だけで生活をしていました。

1~2週間くらいすると、だいぶ落ち着いてきて買い物する余裕もできてきたので、服でも買おうとショッピングに行ったのですが・・・全然買えそうなものがない!という事件が勃発しました(笑)

ドイツでは、日本人がオシャレ!と感じる服はほとんど売られていません。服は好みの問題なので何とも言えませんが、ファッション性よりも実用性を求めているのかな??と感じることが多く、留学した大学では大半の人がノーメイクでTシャツにジーンズ、スニーカーもしくはブーツという服装でした。

現地の人はシンプルな格好でも着こなしていてかっこよくなる人が多かったですが、私の場合はサイズが合わなかったり、なんとなく違和感を感じて現地の服はあまり購入しませんでした。

 

もちろん都市部に行けば日本人になじみのあるZARAH&Mのような外資ファストファッションブランドの店もあるので、ある程度は服に困ることはありませんが、日本で売っているようなかわいいスカートやワンピースを手に入れるのは難しいです。

私の留学先は、ベルリンとかミュンヘンとかの大都市ではなかったので、服屋などの店の数も限られていて、ショッピングに行っても買いたいものが見つからず、結局ほとんど日本から持ってきた服だけで生活することになりました。服以外に関しても、一人暮らしや短期間では使いきれない量の日用品しか売っていないことが多かったので、持っているものを工夫して代用したりして、買わずに生活していました。

しばらくその生活を続けていると、意外と少ないものでも生活できるということに気づき、服も無理して毎日毎日違うものを着る必要はないと考えるようになりました。

 

3.物が少ない快適さを知る

 

留学中は日本から来た友達を部屋に泊めたり、留学先でできた友達を家に呼んで一緒に料理を作ったりと、人を家に招く機会が非常に多くありました。

留学中も相変わらずズボラなままなので、部屋は掃除をせず散らかっていて、友達が来る予定ができるたびに片づけをしていましたが、いざ掃除を始めるとすぐ終わってしまって拍子抜け・・・。

日本の部屋よりも圧倒的に物が少ないので、少し散らかっているものを片づければほとんど掃除は終わり、掃き掃除(掃除機はもってませんでした)も家具などが全然ないので本当に簡単に短時間で終わりました。

日本だと1日では片付かず、3日計画で掃除していたのですが、留学中は30分でできちゃったので、少しやる気を出せばすぐにきれいになって成果が見えるので、それほど苦じゃありませんでした。

 

また、留学中は探し物があったとしても、物が少ないからすぐに見つかるし、持っているものが少ないから1つ1つの物をしっかりと管理するようになり、そこまで探し物をすることがありませんでした。

例えば、日本ではヘアピンなんて何本でも持っているし、買えばすぐに手に入るから使ったら使いっぱなしでしたが、留学中はいつも使い慣れたヘアピンをまた手に入れるのは難しいし、数も限られているので、自然と使ったらある程度無くさない場所に置くようになっていました。

モノが少ないと、超ズボラな自分でも(多少は)モノを管理できる、必要に差し迫られると意外とちゃんとできることがわかり、少しは自分を見直しました(笑)

 

その後、モノが少ない環境に慣れてから帰国し、モノにあふれた日本の自分の部屋に戻ると、掃除がめんどくさい、モノが多くて探し物は見つからない、なんとなくごちゃごちゃしてて落ち着かなくなり、今まで感じていたモノに囲まれる心地よさよりも、モノがあふれていることへのイライラが大きくなりました。

 

その結果、モノを減らして快適な環境を作ろうと思い、ゆるゆるミニマリストを目指すようになりました。

私の場合は留学という機会でしたが、別に留学をする必要はなく、一度自分の暮らす環境から離れてみるだけで全然モノの見方が変わると思います。

私のようにモノがあふれて困っている人、モノが捨てられない人は、一度ホテルや知人の家などいつもとは違う環境で1~2週間過ごすといいと思います。

通常よりもモノが限られている環境で生活すれば、自分が本当に必要としているモノ、意外と必要だと思っていたけどいらないモノがわかるようになります。

 

「楽がしたい!」それだけの理由で私はゆるゆるミニマリストを目指しております。

 

ごあいさつ~超ズボラが一念発起する~

私は、典型的な溜め込み人間で、子供の頃から他人にとってはガラクタのようなもの(ワインのコルク・割れた陶器の破片・映画の半券etc.)でも捨てずにコレクションをして楽しむタイプでした。

そのうえ、極度のめんどくさがり&ズボラで、必要に差し迫られなければ全く掃除はしないため、部屋は物であふれていましたが、そんなことも気にせず暇な時間はベットでゴロゴロするダメダメ人間です。

 

そんな私が、ミニマリストの考え方に出会い、自分にとって快適な「ほどよい暮らし」を求めて行動を始め、ダメな部分を少しでも改善しようと決意をしたので、自分の記録もかねてこのブログを書くことにしました。

 

ミニマリストの考え方は、私の暮らしの変化に大きな影響をもたらしましたが、私はもともとの性格が大雑把なこともあり、ミニマリストを極める気が全くなく、実用性が全くなくても自分の好きなコレクションは残して飾りますし、旅行に行けばお土産を買ってきます。服もモノトーンやベーシックカラーだけでなく、自分のテンションが上がる色物・柄物もたくさん持っています。

完璧を求めるのではなく、自分でもできるくらいに部屋を整えて、自分で維持できる、自分に合ったほどよい暮らしを実現させようとを思っています。

 

現在、少しずつですが着実に部屋がきれいになっていて、今まで自分のダメな部分だと思っていた汚部屋から脱却していることが、自分の自信にもつながっています

 

このブログが私と同じように、自分のズボラさで自信を無くしている方や、部屋を片付けたいと考えている方の少しでも参考になればうれしいです。

そして、ブログ初心者&三日坊主の私がどれだけこのブログを継続できるか見守ってください!三日坊主卒業に向けて更新頑張ります。